読了

わかる現代経済学 (朝日新書 87)

第1章 ケインズ革命
第2章 一般均衡理論とゲーム理論
第3章 ポスト・ケインズ派経済学
第4章 マクロ経済学のミクロ的基礎
第5章 ニュー・ケインジアンの経済学
第6章 制度と進化の経済学
第7章 反主流の経済学

電車と人を待つ間に読了（てかとても精読とはいえないが）。
意外と第4章、第5章のようなトピックを論じている読み物はないから、その意味でも価値がある。
内容はまあ経済学を一応専門にしているので、特に…。
個人的に勉強になったのは第6章、特にノースの議論が気になる。ゆうても制度学派の端くれ?ですから。

この本も読まねばなるまい。

Microeconomics: Behavior, Institutions, and Evolution (Roundtable Series in Behavioral Economics)

NTT出版から『ミクロ経済学――行動・制度・進化』塩沢由典他訳、として出版予定（2008/02）らしい。