ふと思う
Oberthür, Sebastian and Gehring, Thomas.(2006),"Institutional Interaction in Global Environmental Governance: The Case of the Cartagena Protocol and the World Trade Organization",Global Environmental Politics,6(2).
最近政治学の文献を読むことが多い。しかしまあ、主流派経済学のグローバリゼーション論や貿易論は、よっぽど凄い論文じゃない限り、政策論に含意がないのも確か。『グローバリゼーションを擁護する』と申されましてもねえ・・・。
- 作者: Jagdish N. Bhagwati
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私は具体的な現実をある程度直視して議論を組み立てるスティグリッツには好感を覚えている。しかし、明らかに反グローバリズムを想起させ、内容をミスリードするような邦訳タイトルのつけ方はいかがなものか。
Making Globalization Work: The Next Steps to Global Justice
- 作者: Joseph E. Stiglitz
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- 作者: ジョセフ・E.スティグリッツ,Joseph E. Stiglitz,楡井浩一
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Making Globalization Work=『世界に格差をバラ撒いたグローバリズムを正す』って・・・。