貿易理論

これまでの研究において、貿易理論そのものをいじったことはないが、人並みに勉強してきたつもりである(契約理論の応用モデルは殆ど知らない)。
論文をまとめるにあたり読み返してみると、開放型ルイスモデルとかストルパー・サミュエルソンの定理とか政策割当原理とか貿易と成長のモデルといった例外を除けば、貿易理論のモデルを使った分析、とくに戦略的通商政策とかは、ほんとに面白くないなあ。

今年は二年ぶりに某国際系の学会で報告しようか悩んでいたが、S先生と相談してパスすることに決める。
プレッシャーの少ない環境系で総論的なお話をしましょうかね。