読了+購入本

日本資本主義論争や講座派vs.労農派など聞かなくなって久しいですが…。
寝る前の読書でなんとか読み終わったのがこちら。

山田盛太郎の理論を現代的に振り返ってどうこうというよりも、山田の歴史の中の位置づけと思想・学問的立場を論じた書であった。

戦前、戦後の社会科学アカデミズムと政治の関係を知るには、次の文献が参考になる(基本は灯台だが)

大学という病―東大紛擾と教授群像 (中公文庫)

大学という病―東大紛擾と教授群像 (中公文庫)