感染症

http://jp.ibtimes.com/article/general/070302/4827.html

外務省、世界エイズ結核マラリア対策基金に拠出発表

 1日、外務省は、日本政府が世界エイズ結核マラリア対策基金に対し、約1億8600万ドル(約206億円)を拠出することを決定したと発表した。

 現在、エイズ結核マラリアという三大感染症の蔓延により、毎年世界で600万人の生命が奪われている。特にエイズの感染はアジア諸国を含めて年々増加傾向にあり、世界の感染者数は3950万人と推定されている。

 同基金は、2000年の九州・沖縄サミットが契機となり、開発途上国などにおける三大感染症への対策を資金支援するため、2002年1月に設立された機関で、これまでに136ヶ国で450件以上の事業に対し、71億ドルを上限とする資金支援を承認しているという。

 今回の拠出は、2005年6月、小泉純一郎総理(当時)が同基金への拠出を増額し、当面5億ドルを拠出すると表明したことを受けたもので、5億ドルのうち約1億3000万ドルは既に昨年3月に拠出されている。
(03/02 23:52)